警察官採用試験に必要な勉強時間は何時間?いつから勉強するべき?
警察官採用試験を受けるときにまず気になるのが勉強時間はどの程度必要なのかということだと思います。
面接対策も必要となりますが、今回は警察官採用試験の学科試験の勉強時間などについて説明していきたいと思います。
大卒の警察官採用試験の勉強開始時期はいつからがベスト?
大卒であれば3回生から勉強をスタートするとかなり余裕があると思います。
就職活動も並行する人でも十分な勉強の開始時期だといえます。
警察官採用試験の学科試験であればだいたい遅いと試験の4ヵ月前あたりから勉強してもぎりぎり間に合うかと思います。
一日1~2時間も勉強すれば人にもよりますが合格レベルには到達できると思います。
そのため大卒での勉強時間といえば
1時間30分 × 4ヵ月 = 180時間
というようになり180時間あたりを確保できれば何とか合格はできるというようにいえるかと思います。
多くの人は半年ほど前から勉強するわけですが、正直もう少し近い時期にならないとそこまで集中していません。
大学ということでぬるま湯につかっていた人も多く、どうしても勉強に集中できないわけですが、警察官採用試験では数か月といった短期間にどれだけ集中できるのかがポイントです。
長い期間だらだらというよりも数か月といった短期集中型のほうが良いでしょう。
高卒の警察官採用試験の勉強開始時期はいつからがベスト?
高卒ではそこまで勉強というよりも柔道など部活をするほうが有利になるかもしれません。
部活によっては試験の点数に加点がつくようなシステムのところもあります。
高卒でも試験の4ヵ月前までに過去問を中心に勉強をはじめればたいていの人は合格レベルに到達できると思います。
学力に自信がないという人は半年前などから勉強をスタートさせていきましょう。
警察官採用試験の勉強時間と差をつける科目
警察官採用試験では採用人数が決まっているので他の人との差をつけるというような考え方も必要となります。
いろいろな意見はあるかと思いますが、最も差をつけやすいのは数的処理です。
苦手な人も多いですし、また勉強をスタートするのが遅い人は対応しきれないまま本番を迎えることの多い科目でもあります。
もし期間に余裕があれば数的処理を得意科目にするとかなり有利となってくるでしょう。
警察官採用試験で得点しやすい優先するべき科目
警察官採用試験では範囲が非常に広いので、すべてを網羅して勉強できれば良いのですが、そうもなかなかいきません。
そのときには科目をある程度絞るというような考え方もあります。
個人的に得点を取りやすい科目だと思うのは
・判断推理
・資料解釈
・政治経済
・地学
・生物
・芸術思想
などです。
判断推理、資料解釈は解き方がわかれば正解しやすい科目です。
政治経済や地学も覚えることが少ないのでおすすめです。
生物は範囲としては広いものの出題される箇所にムラがあり、遺伝や肝臓の問題を押さえていくと得点しやすいということもいえます。
芸術思想も勉強することが少ないので直前にサクッと勉強すれば得点できるでしょう。
あとの英語、数学、化学、空間把握などは余裕があれば勉強しても良いですが、捨てたとしても他で得点できれば合格はできることが多いはずです。
勉強時間の効率化を考えれば無駄に科目を増やさないというのも戦略としてあります。
警察官採用試験の合格には予備校が必要?
警察官採用試験は地方上級のような公務員試験と比較すれば学科試験は易しいです。
そこまで倍率も高くないですし、また問題自体もそこまで難易度の高いものも出ません。
ですので学力にもよりますが独学でも合格できるという人が多いと思います。
高校の全国模試で30~40%に入っていたのであればまず独学で十分かと思います。
そこまで自信のないという人だけ予備校を活用すれば十分だといえるでしょう。
警察官採用試験のおすすめ勉強法
基本は過去問を何度か解くということで問題ありません。
3冊ほど過去問題集を入手し、3周ほど繰り返し解ければよいでしょう。
過去問を解く
間違えた箇所の解説を読み覚える
次の周に正解できるかテストして、間違えればまた解説も読む
というように正答率を次第に上げていくようにしましょう。
警察官採用試験に必要な勉強時間 まとめ
勉強をはじめようかな?というときにいつ、どのような勉強方法を、何時間程度するのが良いのかというのは気になるところではあります。
しかし高卒でも大卒でも本人の記憶力や学力がものをいうので明確な基準というのは存在しません。
結論からいいますと過去問を何度か解き、合格点に到達できるまでやりこめばそこが必要な勉強時間なわけです。
あとは応募する自治体のほかの受験者のレベルや人数にも影響されて多少変わってもきます。
とにかく勉強時間については最低3ヵ月ほど、長くても半年で多くの人は合格していますので短期間に集中して過去問などの正答率を上げるというように考えていきましょう。
また勉強と同時に面接や体力検査の対策も考えていくとさらに良いでしょう。
就職活動も並行して行う人はもう少し勉強の開始時期を早めておくことも考えていきましょう。
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