警察官採用試験の難易度!難易度が高い7つの理由とは?

警察官採用試験を目指すというときにまず気になることの1つに難易度があります。

 

他にも倍率や採用人数も気になりますが、今回は難易度について紹介していきます。

 

警察官採用試験の倍率と難易度

 

警察官採用試験では自治体ごとに倍率の公表がされているところもあります。

 

この倍率の傾向を見ていくと警察官採用試験の特徴も見えてきます。

 

倍率の低いことが多い県
・東京
・神奈川
・愛知県
・大阪府
・福岡県
・広島県
・警視庁

 

倍率の高いことが多い県
・中小自治体全般
・平成28年データでは福井の2.2倍、徳島の2.3倍、愛媛の2.6倍の倍率が低い順になっている

 

大都市圏では倍率が低く、地方ほど倍率は高いというようになっているというのが大きな傾向です。

 

簡単にいいますと大都市圏では人口も多くそれだけ警察官が必要となるという理由があるのがその最大の理由です。

 

では地方の人でも大都市の警察官採用試験を受ければ難易度も低くなるのではないかといえばそうでもありません。

 

実際にこのように考えてわざわざ他府県の警察官採用試験を受ける人もいますが、不合格になるにはその理由があります。

 

警察官採用試験の難易度が高い理由とは?

 

警察官採用試験では一次試験に筆記試験、二次試験に体力試験や面接試験があります。

 

筆記試験で相当な人数が落とされるのではないかというようにイメージする人もいますが、そうではなくたいてい不合格になるのは面接試験になってきます。

 

一般的な自治体の傾向をまとめると

 

6~8割は筆記試験をパスする

 

面接試験など二次試験の倍率は3~8倍程度

 

一次試験と二次試験とのトータルで競争率、倍率は5~10倍程度といわれる

 

というような形になっていて、筆記試験というのはイメージとしては足切りのように使われています。

 

本番は面接試験となり、倍率をみるとかなりのものとなっていることがわかります。

 

一般の公務員試験と比較すればまだそれでも多少は倍率が低いのですが、それでも相当な倍率といっても良いでしょう。

 

警察官採用試験は高卒、大卒のどっちが難易度が高い?

 

高卒、大卒と警察官採用試験では受けるタイミングが複数回ありますが、まったく同じ学力の人が受ければどちが通りやすいのかということですが、まず高卒時のほうが難易度は低く通りやすいと思ってもらって良いかと思います。

 

学科試験は大学での学習範囲も含まれて範囲が圧倒的に広い

 

大卒であれば小論文が課されることもある

 

大卒だと集団討論形式の面接もある

 

高卒であれば科目数は若干多いかもしれませんが、高校での学習範囲に限られますので正直いって大卒よりも筆記試験は簡単です。

 

ただ入った後は大卒のほうが仕事はしやすいかもしれません。

 

警察官採用試験の難易度と受験のタイミング

 

警察官採用試験でも採用人数が上下することは珍しくありません。

 

東京オリンピックのような多くの警察が必要となる時期は倍率が下がる

 

不景気であれば受験者が増えるので倍率が上がることで難易度が高くなる

 

というようになります。

 

退職者の穴埋めも採用では行いますが、この退職者は状況によって上下することはそこまで多くはないので考えなくても良いかと思います。

 

個人的には景気が一番よくある要素であり、倍率や難易度を上下させる原因となってくるかと思います。

 

警察官採用試験の難易度と面接でチェックされているところとは?

 

警察官採用試験の面接ではかなりの質問が考えられますが、詳しくは別のページでも紹介していますので気になる人は情報としてもっておいてください。

 

ただ難易度という意味で最も重要な質問といえばやはり志望動機に関するものだといえます。

 

・志望動機を教えてください
・なぜ警察官になりたいと思ったのか?
・なぜ〇県の警察官を志望するのか?
・他の警察官の試験は受けていますか?両方合格すればどこに入りますか?
・もし今回の試験が不合格になればどうしますか?
・警察官になってしてみたい仕事は?どの部署につきたいですか?
・なぜその部署で仕事をしたいのですか?
・警察官とそのほかの公務員との違いは何だと思いますか?
・あなたの理想の警察官とは?なりたい警察官像はどのようなものですか?
・警察官にとって必要な能力、スキル、特性とはどのようなものだと思いますか?

 

このような質問はすべて質問の内容を変えてはいますが、実際には志望動機や志望度の強さを確認するような質問といえます。

 

では志望動機ではどのようなことを伝えることができれば合格となるのかということについてお話します。

 

警察官採用試験の難易度を劇的に下げる志望動機の準備の仕方

 

志望動機というのはポイントが主に2つありますが、たいていの人はどちらかしかしていません。

 

志望動機のポイントというのは

 

その自治体警察の研究をしていること

 

自分のアピールポイントを整理できていること

 

というようになっていて、自分のアピールだけの人もいれば、自治体の研究しかできていない人もいます。

 

正しくは自治体の研究をし、その自治体で自分のセールスポイントを生かしてどのように働くのか、貢献するのかということです。

 

警察官採用試験の難易度!本人の努力だけではどうしようもないこともある?

 

警察官採用試験で難易度が高く、何度受験しても通らないという人も聞いたことのある人もいるかもしれません。

 

受験といえば最終的には自分の得点能力が物を言いますが、警察官採用試験では本人の努力以外の要素も見られるという事情もあります。

 

本人の体力的な問題

 

本人の健康上の問題

 

このような要素も合否に大きな影響を与えるので、結論からいいますと通る人は一回で通るし、そうではない人は何度か落ちる人もいるというようになります。

 

警察官採用試験の難易度!雰囲気もチェックされる?

 

警察官採用試験ではさらに雰囲気のチェックも行われることもあります。

 

簡単にいいますと警察官にふさわしい雰囲気があるかどうかということも面接中にそれとなくみられるということです。

 

・物腰
・話し方
・顔つき
・目つき
・面接の質問へ答えるときの様子

 

これは警察官特有の勘のようなものですが、この警察官にふさわしい雰囲気があるかどうかということも難易度を高くする理由といっても良いかもしれません。

 

やはり警察官採用試験には通る人は通るものの、落ちる人は何度受けても落ちるというような性格の試験といっても良いかもしれません。

 

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