警察官採用試験の面接での短所の質問はこう考えろ!合格する短所とは?
警察官採用試験では面接試験が最も倍率が高く合否を分けることになります。
答えにくい質問も多いわけですが、今回はその中でも質問されることの多い短所についての質問についてどのように答えの内容をまとめていくのかについて説明したいと思います。
警察官採用試験の面接での短所と長所の質問
短所についての質問とともによくあるのが長所への質問です。
よくいわれるのが短所は長所の裏返しのように答えるべきというアドバイスです。
この内容は決して間違いではありませんが、すべての長所や短所が裏返しにできるわけではありません。
ですので裏返しで両方を一気にまとめられればそれで良いのですが、そうではないような内容であれば無理をしなくても良いです。
また裏返しにできないような長所や短所を答えても特に減点になるというわけでもありません。
警察官採用試験の面接での短所の答え方
では短所について最低限どこを押さえてまとめていくべきかということですが、まず字面通りに欠点を答えないことです。
中には警察官として致命的な短所を答えてしまって減点となることもありますので、ポジティブ転換をした短所を答えるべきというのがまず知るべきことになります。
・人見知りである
・自分の意見を言えない
・保守的である
といったような短所があるとします。
これをそのまま答えると印象も評価も悪くなってしまうので、答えとしてまとめるためにプラス転換を考えていきます。
たとえば人見知りということを例にとって転換していきましょう。
・人見知りということは逆にいえば少ない人数であれば深くコミュニケーションをとれるということ
・また人間関係の形成も下手ではないということ
・人見知りである代わりにコツコツと作業や仕事をすることが得意ということ
このように短所の逆において自分にはどのような長所やメリットがあるのかを考えていきます。
そして短所の答え方については
・最初に短所を伝える
・最後に短所の裏返しの長所を伝える
というようにし、答えの最後にさりげなく長所をアピールするようにすれば短所を答えても最後は長所で終わるというようにアピールの答えに転換することになります。
答え方としては初対面の人に自分から話しかけるのは苦手ですが・・・、その代わりに相手の話はよく聞き、相手の性格を理解し、その上で信頼関係を築くようにしています。・・・というようになります。
この回答を見ればわかりますように、最後に自分の短所の性格をある程度把握していて、それを補うように行動をしているというようにすれば良いでしょう。
警察官採用試験での短所であまり挙げないほうが良い答え
短所ということで、いろいろな短所がありますが、常識的ですがあまり警察官として致命的な短所はあえて挙げる必要もないかと思います。
・激情的
・冷静さが足りない
・向こう見ず
・人と話すのが苦手
・協調性がない
・マイナス思考、ネガティブ思考
などというのは特に致命的な短所といっても良いかもしれません。
マイナス思考というのは特に相手への印象を大幅に悪くしてしまいます。
たとえば少しオブラートに神経質などして、どうしてもマイナス思考方面の短所でいくのであれば印象を薄めるようにしましょう。
警察官採用試験での短所と長所で何を答えるべきか?選択基準
警察官採用試験でいくつもあるみなさんの長所や短所でどれを選択するのか考えることはすでに自治体や警察の研究となっています。
・警察での仕事にはどのようなものがあるのか?
・最初に配属される可能性の高い仕事や部署は何か?
・警察で最も必要な性格とは何か?
などを考えない受験者が多いので、この質問も安易に模範回答を探す人も多いのですが、しっかりと選択することを推奨します。
最初は交番勤務で協調性が必要だろうなどと考えて、長所を協調性にするのも良いですし、交番勤務なので意見を強く言えない性格を短所にしても良いでしょう。
警察官採用試験の長所と短所で知っておくべきこと
長所や短所で目立つような答えをして評価を上げたいという人もいますが、そのような考え方自体がやや無理を伴います。
長所や短所は基本的に嘘をつくべきではありませんし、本当に重要なことはその長所や短所を言っているその人の雰囲気も採点対象となります。
たとえばコミにケーション能力があるという長所でも目の感じや話し方でまったくその特徴を伴っていないときには嘘をついているというように判断されてしまいます。
特に警察官は嘘を見抜くプロなので一般の民間企業の面接よりも嘘をつくのは注意してください。
重要なことは自分の本質といえる長所、短所を自分の言葉で述べるということです。
無理をして作成した内容は面接官に刺さりませんし、かえって逆効果となることも少なくありません。
警察官採用試験の短所と合否に直結する質問
警察官採用試験では短所の質問も重要ではありますが、最も重要な質問は志望動機となります。
特に問題がなければ志望度、本気度の高い人を採用していくわけで、その意味では決定的に合格率を決めてしまいます。
志望動機を説得力のあるものしなければいけないのですが、それには
その自治体の研究
警察官になりたいと思ったきっかけ
できればそのときの具体的なエピソードをまとめる
さらにその自治体の警察官になった後の理想像やしてみたい仕事もまとめる
というようなことまでしておく必要があります。
たいていの人はここまでしていませんし、この手の作業が苦手な人も多いのです。
この志望動機で自信がない、でも警察官になりたいという人はこのページの下のほうにも紹介しているような専門的な教材を活用していきましょう。
書店の本などは面接官も読んでいる可能性も高いのであまり参考にするのもリスクを伴うこともあります。
警察官採用試験の合否はその後の一生にも大きな影響を与えるので、しっかりと面接対策はしていきましょう。
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