警察官採用試験と過去問を使った勉強方法!最短で合格するための過去問
警察官採用試験では過去問を中心に勉強するべきという意見はネットの書き込みでも非常に多いと思います。
基本的にこの過去問をメインに勉強していくということでまず警察官採用試験は問題ないのですが、ポイントは過去問題集はどれにするのか、またその過去問を使った勉強方法はどのようにするべきで、どの程度までになれば合格できると判断するべきかというところは意外と知られていません。
今回は特に過去問を使った勉強方法をできるだけ深く目安となるような記事を作成していきたいと思います。
警察官採用試験の過去問題集の選び方
まず過去問題集はどれにするべきかということですが、詳しくは別のページで紹介していますので参考にしてほしいと思います。
さて過去問題集はどれが良いのかというようによく聞かれるのですが、実はどれでも良いのです。
警察官採用試験では過去問とよく似た問題が出るので、過去問題集を繰り返し勉強するということはまずそれで良いです。
問題はどの問題集にするというよりも何冊の過去問をマスターするのかという量的な問題です。
過去問題集はどれでも良い
時間の余裕があれば3冊ほどするのが合格率を大幅にアップさせる
過去問題集は解説を読み理解することが必要なので、解説が豊富なもの、自分にとってわかりやすいもの
というような選択基準を持つと良いかと思います。
警察官採用試験と過去問題集を使った勉強方法
では次に警察官採用試験では過去問題集をどのように使って勉強すれば良いのかということですが、漫然と過去問を解くのでもなく、また解答を丸暗記するのでもありません。
必要なことは理解で、似た問題が出るのでどちらかといえば解き方を覚えて、類似問題にも対応できるようにするというのが効率的で合格率を上げる勉強方法といえます。
過去問をいきなり解いていく
よくわからない問題、間違えた問題にチェックをつける
その箇所の解説と該当するテキストを読み理解する
翌日にもう一度同じ問題を解き、解けるかチェックする
2周目も同様に行う
3周目に何割の問題を正解できるかチェックする
というように過去問題集でわからない問題と間違えた問題をすりつぶすようにして理解していきます。
後述しますように警察官採用試験では合格するための目安の正解率というものがあり、3周目にそこに到達するのかを見ます。
通常は3周目でその正解率に到達できる人が多いので、目安としてはすべての過去問題集を3周するというように目指してください。
警察官採用試験と過去問で優先して勉強するべき科目
警察官採用試験は平均すれば4~6ヵ月ほどが勉強期間となりますが、科目数が多いので入試のようにすべての科目を網羅するのは非現実的でもあります。
しかも過去問を分析すれば得点しやすいもの、そうではない科目とに分かれるので戦略的に効率よく合格レベルにもっていくのが良いでしょう。
個人的に過去問を使って優先して勉強するべき科目としては
・数的処理
・判断推理
・資料解釈
・政治経済
・地学
・生物
・芸術思想
などとなります。
数的処理というのは苦手な受験者も多いのですが、解き方に慣れれば実は得点のしやすい科目です。
政治経済、地学、生物、芸術思想も覚えることが少ないので得点しやすい科目という意味で優先して勉強したほうが良いかと思います。
あとの日本史、世界史、数学、英語というような科目は学校でそれなりに勉強しているはずなのでそのまま受験しても良いかと思います。
これらの科目は範囲が非常に広く、数か月勉強した程度で得点が大幅に上がるというようなものでもないともいえます。
警察官採用試験では過去問題集をどの程度の正解できれば良いのか?
警察官採用試験の勉強方法としては過去問を最低60%、理想的には70%ほど正解できるようになればまずすでに合格レベルに到達していると判断します。
ちなみに予備校などでは70%推奨ですが、合格率をより高くということでこのように70推奨になっているかと思います。
ただ過去問も何度かしていくとどうしても理解していなくても解答を覚えてしまうこともありますし、本番ではその実力が正確に出るかどうかはわかりません。
そのため余裕があればで良いので1度は模試も受けることをおすすめします。
模試で本番さながらの得点がわかる
本番のような雰囲気を感じることができる
模試とよく似た問題も出ることもあり、問題集のように後で使える
本番までにやるべき科目などが見えてくることも多い
ということで意外とメリットも大きいと思います。
警察官採用試験の過去問を使った勉強方法と倍率!本当の関門とは?
警察官採用試験で過去問について調べるときにはまだわからないかもしれませんが、本当の関門は実は面接試験です。
筆記試験では6~8割の人は合格できる
しかし面接試験では3~8倍の倍率
となっていて警察官採用試験に不採用となるのはその大半が面接試験といっても良いです。
つまり筆記試験は足切りのようなイメージといっても良く、今回の紹介した過去問題集を使った勉強はできるだけ効率よく行い、できるだけ早く面接試験対策をするほうがはるかに合格率を上げることになります。
やはり別のページで面接試験でよく聞かれる質問などを紹介していますが、極論をいえば面接官がチェックしているのは警察官を志望することにおける本気度だけです。
逆にいいますとそれに関する質問をしっかりと話せればそれで合格する確率をグッと上げることになるということです。
・なぜ警察官になりたいと思ったのか?
・志望動機は?
・なぜ〇県の警察官を志望するのか?
・他の警察官の試験は受けていますか?両方合格すればどこに入りますか?
・もし今回の試験が不合格になればどうしますか?
・警察官になってしてみたい仕事は?どの部署につきたいですか?
・なぜその部署で仕事をしたいのですか?
・あなたの理想の警察官とは?なりたい警察官像はどのようなものですか?
直接志望動機を聞く質問もありますが、上げているほかの質問もすべて志望理由を確認するものといえます。
このような質問にはきはきと自分の意見を言えるかどうかというのが合否を分けます。
ではどのようにしてこれらの質問をまとめていくと良いのかということですが、
警察官になりたいと思ったきっかけをまとめる
またその具体的なエピソードがあればそれもピックアップする
受験する自治体をよく研究する
警察官になった後にしたい仕事などを具体的に考えておく
これらのポイントについて考えて整理しておきます。
面接試験というのは不得意な人は不得意ですし、自分なりにまとめてもいまいち説得力が出てこないときにはこのページの下などで紹介している教材も活用するようにしてください。
面接の数か所の受け答えを改善するだけで採用試験に合格し、一生が変わる人もいるはずです。
本で面接対策をするだけでうまくいきそうに思えないときにはしっかりと自分の将来に投資するようにしましょう。
警察官採用試験の最短合格法
警察官採用試験をなるべく費用を安く、合格率を高めるには元警察官からの情報を入手するのがベストです。
この教材のメリットを少しだけ紹介しますと
- 元警部による警察採用試験のアドバイスを受けられる
- 予備校よりも格段に費用が安い
- スマホがあれば場所を選ばずに勉強できる
- 面接試験などの情報をわかる