警察官採用試験の試験内容!合格する劇的ポイントも徹底解説
警察官採用試験というのは公務員試験の1つですが、その試験内容というのはいくつか決定的に違う点もあります。
面接試験、体力試験などもありますが、今回は警察官採用試験の試験内容について紹介したいと思います。
警察官採用試験の一次試験の内容 筆記試験
警察官採用試験の内容としては主に一次試験と二次試験とに分かれています。
一次試験ではまず筆記試験が行われることもあります。
筆記試験は
文章理解、判断推理、数的処理、資料解釈、図形判断
政治、経済、法律、社会、日本史、世界史、地理
思想、文学・芸術
国語、数学、英語、化学、生物、地学
などというような科目となります。
この他に論文試験が課される自治体もありますが、ちょっとした時事問題についてどう思うかというような面接試験の1つのその人の考え方や性格をチェックするようなものといっても良いかと思います。
論文試験については別のページで詳しく説明していますので気になる人は参考にしてほしいと思います。
警察官採用試験の一次試験の内容 身体検査
身体検査は二次試験で実施されることもありますが、普通にしていれば減点を受けることもありません。
体育館のようなところで行われることもありますが、
・上半身の服を脱ぐ
・指の関節、腕の関節、肩、首、腰、足、足首、足の指などの関節が正常に曲がるかのチェック
・ジョギングペース、ランニングペース、ダッシュなどが行われることもある
あとは入れ墨などの有無をチェックしているというようなこともある自治体もあるようです。
特にジョギングなどは二次試験で実施されることも多いのですが、一次試験としては関節や入れ墨までのチェックと考えておくと良いかもしれません。
警察官採用試験の一次試験の内容 警察官としての適性検査
適正検査というのは合否にどう関係してくるのか見えにくい項目です。
試験内容はやはり自治体によって違うのですが、よくある例を挙げておきますと
・三角や丸を制限時間内にひたすら書く試験
・選択式で考え方をチェックするような試験
・簡単な計算をするような問題の出る試験もある
ということで自治体にもよりますが主に警察官としての適性を文字通りに見るというような試験とイメージすると良いかと思います。
やはりここでもそう減点とならなければ落ちる要素になることは少ないと考えても良いかと思います。
警察官採用試験の二次試験の内容
一次試験は6~8割が合格し、二次試験に進むとされています。
一次試験の筆記試験も含めて実は足切りのようなイメージで解釈してもらえると良いかと思います。
しかし警察官採用試験の本当の関門はこの二次試験となります。
二次試験の内容というのは
・面接試験
・第二次適性検査
・第二次身体検査
・体力試験
などとなります。
足切りのような形の一次試験と比較してこの二次試験、特に面接試験ではがっつりと落とされます。
二次試験での倍率は3~8倍ともなり、さすがに他の公務員試験よりは倍率が低いものの厳しい数字には変わりありません。
面接試験の中でもぶちゃけていいますと最も合否に直結するのは志望動機です。
・なぜ警察官になりたいと思ったのか?
・志望動機は?
・なぜ〇県の警察官を志望するのか?
・他の警察官の試験は受けていますか?両方合格すればどこに入りますか?
・もし今回の試験が不合格になればどうしますか?
・警察官になってしてみたい仕事は?どの部署につきたいですか?
・あなたの理想の警察官とは?なりたい警察官像はどのようなものですか?
このような質問にいかにして面接官に説得力を感じさせるのかが最大のポイントと考えてもらって良いです。
このような質問に対して行うべき作業というのは
警察官になりたいと思ったきっかけを整理する
できればそのときの具体的なエピソードもまとめておく
その自治体の研究もよく行うこと
さらにその自治体で警察官となった後の仕事や部署、警察官像を固めておく
といったことになります。
何度もいいますがこれらを整理してまとめるというのは筆記試験よりもはるかに合否を分けるので絶対に外さないようにしてください。
ただこの手の面接対策は苦手な人もいますので、そのときには本で安く対策するのでなく、このページの下のほうで紹介しているような専門的な教材でしっかりと対策をしておきましょう。
これらの質問への答え方で合否の結果が変わり、一生も変わるといったことも少なくありません。
警察官採用試験の二次試験の内容 体力試験とは?
体力試験は一次試験の筆記試験の後などに行われることもあります。
どのような内容かといいますと
・反復横跳び
・上体反らし
・握力測定
・長座体前屈
・立ち幅跳び
・ジョギングペース、ランニングペース、ダッシュ
学生時代の春の体力測定のような内容のイメージで良いかと思います。
普通にできればこの体力試験でもそう落ちる内容ではないかと思いますので、イメージ的には学校のクラスの平均程度の結果を目指すと良いでしょう。
特に大学生の大卒区分では数年間体育の授業をしていないので体力が落ちている人も多いはずです。
試験内容に沿って公園などで簡単に運動しておくと良いでしょう。
警察官採用試験の内容とまとめ
警察官採用試験の試験内容というのは主に上のような形になります。
何度もいいますが最も合否を分けるのは面接試験です。
筆記試験に時間をかける人は多いのですが、検討外れとなりがちです。
筆記試験は別のページでも説明していますが、
3冊ほどの過去問を導入する
3周ほど繰り返し解き、正解率をできれば70%目指す
余裕があれば模試も受けてみる
というようにすればまず合格レベルには到達できるでしょう。
特に配点が高く、他の受験生が苦手とする数的処理を得意科目にし、確実に得点できるようにするのがおすすめです。
また世界史、日本史など範囲が広い割に得点につながりにくい科目はあえて捨てるというような戦略的な勉強方法をしていきましょう。
この科目の優先度についても他のページでは紹介しています。
警察官採用試験の最短合格法
警察官採用試験をなるべく費用を安く、合格率を高めるには元警察官からの情報を入手するのがベストです。
この教材のメリットを少しだけ紹介しますと
- 元警部による警察採用試験のアドバイスを受けられる
- 予備校よりも格段に費用が安い
- スマホがあれば場所を選ばずに勉強できる
- 面接試験などの情報をわかる